英単語を楽しく覚えるにはどうすればいいのか。東京大学大学院で英単語記憶について研究してきた青木健さんが考案した「なぞとき英単語」では、小学生や中学生も「おもしろい!」と感じながら英単語を覚えられるという。青木さんの著書『東大式1日1分 なぞとき英単語』(飛鳥新社)より、その一部を紹介する――。
学習プロセス
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「おもしろい!」と感じることで記憶に定着する

私のスクールでは、英単語を覚えるのが苦手という小学生や中学生の子が多くいます。そんな子たちに簡単に・楽しく覚えられる方法はないかと考え、本書をつくりました。

この本だけで小中学校で学習する基礎的な英単語300語ほどを身につけることができます。これは小学校で学習する英単語の約50%にもおよびます。

とくに日常生活に登場する英単語や固有名詞を中心に問題を構成していますので、大人が子どもと一緒に楽しんでもいいですし、学びなおしにも最適です。

またなぞときやダジャレ、英語特有の言い回しなどさまざまなパターンの問題によって頭を使ったり、「おもしろい!」と感じたりすることで、自然と記憶に残りやすくなります。

一度学習した英単語が、忘れたころに別の問題として再登場することもあるので、問題をとけばとくほど自然に復習ができ、英単語が身につくようになっています。

問題をとくごとに頭が活性化する感覚を味わってください。またあらゆる年代の方に、脳トレとしても最適です。気づけば英単語をマスターすることも夢ではありません。

ぜひ楽しんでいただけたら幸いです。