ブログよりも簡単に稼げる!

ツイッターは、1回わずか140文字の「つぶやき」を気ままに書くだけで、インターネットに情報を発信できるサービスだ。ネット上のコミュニケーションツールとして普及しているが、使い方次第でちょっとした副収入を得ることは不可能ではない。

ITジャーナリスト 
呉 琢磨 

1980年、東京都生まれ。PCソフトウエア、スマートフォンなどのガジェットを中心に幅広い分野で執筆。

サラリーマンが副業感覚で始められる稼ぎ方としては、「アフィリエイト」が王道だ。Webのリンクを利用した成果報酬型の広告のことで、大手サービスには書籍や家電製品に強いAmazon.co.jpの「Amazonアソシエイト」や、あらゆる分野のネットショップを揃える楽天市場の「楽天アフィリエイト」などがある。銀行口座さえあれば、簡単な手続きで利用できる。

アフィリエイトの本質は「口コミ広告」だ。例えば、ある商品について「このペンの書き味は素晴らしい」などの感想コメントとともに、商品を購入できるネットショップへのURLリンクを「つぶやく」。他のユーザーがそれを読んでリンクをクリックし、実際に商品を購入したら、商品代金の5%前後を「紹介料」として受け取ることができる、というような仕組みだ。

現在、アフィリエイトの主な舞台はブログだが、ツイッターで行うメリットは「労力が少ない」点だ。ブログ上で書籍のアフィリエイトをするなら、読み応えのある書評や感想文を1本の記事として書く必要がある。対してツイッターなら、たった一言つぶやくだけでいい。「この本には感動した! みんなも読むべきだ!」。これくらいの文章でも、ツイッターであればアフィリエイトのリンクをクリックしてもらえる可能はある。