「相手のため」に徹することが成功の近道

ひろゆき『ひろゆきさん、そこまで強く出られない自分に負けない話し方を教えてください』(サンマーク出版)
ひろゆき『ひろゆきさん、そこまで強く出られない自分に負けない話し方を教えてください』(サンマーク出版)

そもそも自分の利益を最大化することしか頭にないような相手と話したいと思う人は、あまりいないと思います。「この人は自分たちのために考えてくれている」と感じてもらえれば、「あいつだったらまた、何かいい提案をしてくれるんじゃないか」と評価され、話を聞く価値のある人として重宝されるのです。

だから僕は、相手の利益のためだけの話を結構しますね。自社商品や自社サービスを買わせられなくても、「自分の提案に乗ることで相手が成功した」という経験を相手にしてもらうのです。見方を変えれば、売れたのが自社商品ではないだけで、自分の提案には価値を感じてもらえているのです。

こんなふうに「こいつの話に乗ったほうが得をする」という経験をいろいろな相手に積んでもらうことが、長い目で見た時の成功の近道です。そうすると、次回別の話をした時に、「こいつの話に乗ったほうが得するかもしれない」と考えてもらえますから。

【関連記事】
「10個のリンゴを3人で公平に分けるには?」有名な思考クイズをひろゆきが解いたら…答えが斬新すぎた【2023上半期BEST5】
「わかります、大変ですね」ではダメ…一流の銀座ホステスが突然の「君はどう思う?」に返す"秀逸フレーズ"
「さあ、エジプトの皆さんこんにちは」ほとんど日本語なのに"味の素が飛ぶように売れた"驚きの営業トーク
「Aだと思います」と言ってはいけない…デキる人が自分の意見を言うときに忘れない2文字の言葉
最初のひと言で実力がバレる…一流は当たり前のように実践している「質問の鉄板ルール」3要点