働く親にとって悩みの種の夏休みが目前だ。2男4女の6人の子どもを育てているママでファイナンシャル・プランナーの橋本絵美さんは、6人の子どもたちが一斉に家で過ごすことになる夏休み中の子育てと仕事をどうこなすのか。強い味方は図書館だという――。

大家族ママFPの橋本絵美です。ファイナンシャル・プランナーとして子育て世帯を中心に家計改善や資産形成のアドバイスを行っています。また、お金の整理に困っている人はモノの整理にも困っているもの。ファイナンシャル・プランナーとあわせてお片づけプランナーとしても活動をしています。プライベートでは2男4女の母として、育児、家事、家計を切り盛りしています。

さて、長い夏休みに子どもたちはどう過ごしていますか? 長期休暇中はどうしても生活リズムが乱れがち。子どもたちの生活リズムを整えながら知的体力を鍛える場所として、図書館がおすすめです。大人も子どもも読書離れが指摘されていますが、読書を習慣化するうえで図書館は大いに活用できます。今回は読書習慣を身に付ける図書館の活用術をご紹介します。

読書と生活習慣を組み合わせる

読書習慣は生活習慣と組み合わせると身に付きやすくなります。わが家は家族全員読書好きなのですが、スマホやタブレット、ゲーム、学校から支給されるPCなど電子機器が家庭に浸透してくるにつれて、電子機器を触っている時間が増えた分、必然的に読書時間が減ってきてしまいました。なので、夜8時以降は電子機器を触らないことに決めました。

そうすると自然に読書の時間が戻ってきました。また、寝起きの5分読書も家族みんなで行っています。下の子たちもそれぞれ絵本を眺めたり、読んだりして過ごします。5分たつとタイマーがなるようにしていますが、集中して読むと5分があっという間で、もう少し読みたいという気持ちになります。

朝起きた時、トイレの中、寝る前など生活習慣に組み合わせて読書をするようにすると読書をする習慣が定着します。また、5分など短い時間でもちりも積もれば山となります。毎日5分でも読み続ければ月に1冊は読み終えられるはずです。

本に囲まれた暮らしをつくる

わが家では図書館にはかなりお世話になっており、常時50冊くらいの本を借りています。片づけのアドバイスをしているので、本は電子書籍推奨派と思われるかもしれませんが、本は紙で所有しています。わが家の持ち物の優先順位として、書籍は上位にあります。本を置くために他のものを処分することもありますし、本を購入するために他のものを節約することもあります。

また、リビングにはテレビを置かずに本とソファーがあり、ソファーに座って自然と本を手にとるような読書環境を整えています。

リビングでは、ソファーに座って自然に本を手に取りやすい環境をつくっている。
写真=筆者提供
リビングでは、ソファーに座って自然に本を手に取りやすい環境をつくっている。