「太った?」と聞かれる最悪のダイエットとは

朽木誠一郎『健康診断で「運動してますか?」と言われたら最初に読む本 1日3秒から始める、挫折しない20日間プログラム』(KADOKAWA)
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もし、「余計な部位の脂肪をなくす」ことをしないまま、「希望の部位に筋肉をつける」ことをしようとすると、どうなるでしょうか。そうすると、ただ全身が大きくなったように見えて、せっかく努力しているのに「太った?」と聞かれかねません。逆に「余計な部位の脂肪をなくす」ことだけをして、「希望の部位に筋肉をつける」ことをしないと、ガリガリでかえって不健康に見えてしまいます。

太り過ぎだけでなく、やせすぎもまた、健康には大きなリスクであることは、この機会に指摘しておきます。正しい知識をもとに、20日間プログラムやウエストマイナス10センチのための半年間のカロリー収支計画を実践し、健康的な生活が習慣化されて初めて、それぞれの理想の見た目が手に入るのです。

こう説明すると、ハードルがかなり高いように感じられてしまうかもしれません。実際、ひと昔前まではそのハードルはかなり高く、それゆえにボディビルダーやフィットネスモデルは稀有けうな存在だったのです。ところが、現在はガジェットやアプリの登場により、「理想の見た目」はだいぶ手に入りやすくなっています。恐れずに、貪欲どんよくに、進んでいきましょう。

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