女性自身と女性セブンが同じタイミングで報じた疑惑

秋篠宮佳子さんが「たった一人の反乱」を起こしていると報じられている。

女性自身(2月28日号)が「30億円豪邸への引っ越し拒絶で“両親も出禁”氷の孤城 佳子さま『同居は絶対にイヤ!』」。女性セブン(3月2・9日号)も「独占 佳子さま(28)ひとり暮らし10億円豪邸に眞子さん(31)『秘密の帰国部屋』」と報じたのである。

日本テニス協会の創立100周年記念式典であいさつされる秋篠宮家の次女佳子さま=2023年1月25日、東京都港区[代表撮影]
写真=時事通信フォト
日本テニス協会の創立100周年記念式典であいさつされる秋篠宮家の次女佳子さま=2023年1月25日、東京都港区[代表撮影]

2つの女性誌がほぼ同じ発売号で、秋篠宮佳子さんが新しくできた豪邸に移らず、改修工事中の仮住まいとして建築された「御仮寓所ごかぐうしょ」にひとりで住むことを決断。しかも、両親は「入ること禁止」とまで宣言したというのだから、もし事実ならただ事ではない。

2誌を読む限り、情報の出所は同じような気がする。当然だが、両誌はその情報の信憑性を裏付ける取材もしたはずである。

女性セブンのほうは、佳子さんが「御仮寓所」の中に、姉の眞子さんが今後、何かの事情で帰国することになった時、いつでも暮らせるように「帰国部屋」をつくっていると報じている。

延べ床面積は2倍、30億円超えの大豪邸だが…

女性自身によれば、昨年秋まで2年半にわたって改修工事がなされた秋篠宮邸は、「ご一家のお住まいである私邸部分、賓客の接遇などに使われる公室部分、皇嗣職宮務官らが勤務する事務部分で構成されており、延べ床面積は以前の約2倍となっています。費用は建物部分に約26億円、庭園工事など含めると約30億2千万円と公表されています」(皇室担当記者)

コロナ禍や秋篠宮夫妻の追加注文による工期の延長、巨額費用への批判などトラブルが目立っていた改修工事だったが、ようやく完成し、3月までには引っ越しを終える予定だといわれているようだ。

だが、ここへきてさらなる「想定外の事態」が起きているというのである。それは、「佳子さまが新宮邸への引っ越しを拒絶され、“御仮寓所”に住み続けることを強く主張されているのです」(同)

たしかに、仮住まいとはいっても、9億8000万円も使って建てられた鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積は1千400平方メートルもあるそうだ。

プライバシー保護のためか窓も小さく堅牢な造りで、「お城」のようだという。秋篠宮家が新邸に移った後は、事務所や収蔵庫として使われるといわれていたが、今は、事務室や秋篠宮家の私室として利用されることになっているそうだ。

私のような庶民の目から見れば、私室にしないで貸し出せば莫大な賃料が入るのではと考えてしまうが、そんなみみっちい考えは毛頭ないのだろう。