関係は修復したかに思われたが…
秋篠宮と眞子さんとの関係は断絶したままだった。
それが明らかになったのは、11月30日に57歳の誕生日を迎えた秋篠宮の会見の席でのことだった。
ここ数年の誕生日会見は、「およそ皇室に相応しからぬ“スキャンダル”が質疑の大きなウエイトを占めてきた」(週刊新潮12/8日号)
2017年は、眞子さんと小室圭さんの婚約内定会見から2カ月余り後に行われ、秋篠宮は小室さんのことを「非常に真面目な人だというのが第一印象」だと語った。
だが、その後、小室圭の母親の金銭トラブルが発覚し、婚約が延期された後の2018年の会見では、一変して、秋篠宮は「二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべきだと思います」と突き放した。
「その後、19年には『小室家とは連絡は私は取っておりません』と明かされ、翌年は『(対応が)見える形になるというのは必要なことではないか』と強調されました。
さらに昨年は、小室圭さんを『夫の方』『娘の夫』などとよそよそしくお呼びになった上で、『(小室さんとの面会で)印象に残ることというのは特に私にはありません』『(入籍会見では)自分の口から話をして質問に答える機会があった方が良かった』等々、ネガティブなご回答に終始されたのでした」(宮内庁担当記者)
「難題の“総決算”と言っても過言ではなかった」
しかし今年は、小室圭さんがようやく3度目の試験でニューヨーク州の司法試験に受かった。眞子さんから、「受かりました」という連絡も秋篠宮家にあったという報道もされていたため、「今年の会見は、御代替わりをはさんで長らく皇室を苛んできた難題の“総決算”と言っても過言ではなかった」(週刊新潮)のだが、そうはならなった。
秋篠宮はこう語ったという。宮内庁が発表した誕生日会見の全文からやりとりを見てみよう。
次女佳子さんの結婚問題について聞かれると、
「まず、それでは最初の次女のことからですけれども、現在、いろいろな所から依頼を受けて、それで公的な活動を行っております。私としては、そうしてせっかく声を掛けていただいているわけですので、それら一つ一つに対して真摯に取り組んでいってもらいたいと思っております。