アフガニスタン紛争はいらない戦争だった
2021年8月15日、タリバンがアフガニスタンの首都カブールを制圧した。カブールの空港周辺で「イスラム国ホラサン州」(IS-K)による大規模な自爆テロが起こるなど、予断を許さない状況が続いている。
バイデン米大統領は、4月にアフガニスタン侵攻の発端となった9月11日までに駐留米軍完全撤退と発表していたが、7月になって急遽8月末までに完了すると予定を繰り上げた。しかしその半月前に、タリバンはカブールを制圧し、アシュラフ・ガニ大統領は「軍事衝突を避けるため」と逃げ出し、アラブ首長国連邦(UAE)に亡命した。バイデンもこの急展開に「正直、予想より早い」と驚いていたぐらいだ。
こちらは会員限定記事です。
無料会員にご登録頂くと、会員限定サービスをご利用いただけます。
30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
約5万本の全ての記事が閲覧可能
記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
会員限定イベントにご招待