中国は約1年間、WHOの本格的調査を拒否
2月9日、WHO(世界保健機関)の調査団は、中国の武漢市での新型コロナウイルスに関する現地調査を終了し、中国当局と共同で記者会見を行った。
中国は約1年間、WHOの本格的調査を拒んでおり、WHOの調査団が武漢市に入れたのは今年1月14日のことだった。
調査団は最初にクラスターが発生した華南海鮮卸売市場やアメリカのトランプ前政権からウイルスの漏洩を指摘された武漢ウイルス研究所などを調査し、関係者から話を聞いた。しかし、WHOは武漢ウイルス研究所からのコロナウイルス流出の可能性を否定し、発生源についても武漢市以外である可能性を示した。
世界各国が注目していたWHOの現地調査だったが、その公表内容には期待を大きく裏切られた。
WHOの中国寄りの姿勢にはうんざりさせられる
そもそも中国当局と共同で記者会見を行うこと自体おかしい。まるで政治ショーである。WHOはどこまで中国をかばう気なのか。これでは中国の太鼓持ちだ。新型コロナが発生して以来、WHOの中国寄りの姿勢にはうんざりさせられる。
ここ数年、WHOは中国寄りの言動が目立つ。特に新型コロナに関しては露骨だ。WHOはもっと早く武漢入りできるように中国当局に圧力をかけるべきだった。
新型コロナのパンデミック(地球規模の流行)の責任の一端はWHOにある。WHOが中国の当初の言い分をうのみにした結果、世界各国の対応が遅れ、多くの感染者と死者を出すことになった。