オフィス街に近いマイナー路線が狙い目

トップは南千住駅で儲かる確率が84%だった。この確率なら通常7000万円程になるところを、南千住駅なら割安に購入できるのでお買い得ということになる。駅前は都市計画されたきれいな街並みだが、過去には住むのに敬遠された場所なので地価が割安だ。

2位の新船橋駅はJR総武本線の船橋駅から東武野田線で1駅行ったところにあるので、乗り換えがある分安くなるとはいえ、イオンモールが駅前にあるので、生活のしやすさが特徴だ。

3位は有楽町線辰巳駅で、これも穴場だ。21世紀になって東雲キャナルコートという再開発エリアができてから、湾岸エリアの一角を形成するに至ったが、元々は倉庫や都営住宅が多く、生活水準は高いとは言えない場所だった。

4位の東神奈川駅は横浜駅の1つ東京寄りの京浜東北線なので、東海道線で横浜駅に行くよりも距離の割に通勤時間が長く不便だ。しかし、この程度にしては価格が横浜より極端に安くなるのでお買い得になる。

この他、東武伊勢崎線や東武亀戸線などのマイナーな路線が上位駅に多い。それも近くに価格が高い駅が隣接しているなら、割安感が出やすい。とうきょうスカイツリー駅の次から3駅が8~10位に入る。15位の尾久駅も山手線に近いJRの駅にしては有名ではない。

コロナ禍でも職住近接は大きく変わらない

7位・11位には都営新宿線の西大島駅と菊川駅が入る。この2駅は都営大江戸線が開通した森下駅と半蔵門線が延伸した住吉駅の隣で、間接的な影響を受けたことになる。

12位・24位は都心へのアクセスがいい日比谷線の入谷駅と三ノ輪駅が入る。この2駅は台東区に属するが、台東区は全般にオフィス街へのアクセスの良さから見直され、資産価値が向上している。

22位の銀座線田原町も同じ理由になる。23位・28位には総武線の錦糸町駅・亀戸駅が入る。総武線はJRの老舗路線だが、人気路線とは違う。

ここで分かることは、何よりもオフィスへのアクセス時間が短い駅を選ぶことだ。コロナ禍でも職住近接は大きくは変わらない。職場だけでなく、繁華街の近くに住んでいないと人付き合いもできなくなるだけだ。その中でも、不人気路線だからこそ相場が安いわけだが、それが最大の狙い目ということになるのだ。

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