ダイエット中に飲み会に誘われたら、断った方がいいのか。体重115キロだった医療記者の朽木誠一郎さんは、週2回の飲み会をこなしながら計40キロの減量に成功した。「つじつまを合わせれば大丈夫」という、その方法とは――。(第4回/全4回)

※本稿は、朽木誠一郎『医療記者のダイエット 最新科学を武器に40キロやせた』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

お友達とピザを食べるします。平面図男性からの手と素晴らしくマグカップ
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ダイエット中の飲み会、どうする?

社会人になると、学生時代のような「突然の飲み会」というのは少なくなるのではないでしょうか。もちろん人にもよると思いますが、僕の場合はむしろ、前もって計画された会食や飲み会がほとんどになりました。

会食や飲み会で困るのは、摂取エネルギーが増えがちなところ。同時に、できるはずだった運動ができなくなるため、その分より太りやすくなってしまいます。ですが、もし予定された会食や飲み会なら、それに対するプランを練ることもできるはず。一例を挙げてみます。

糖質制限は効果の予測が難しいため、このプランでは再びカロリー制限に切り替えて計算しています。

火曜日と金曜日に飲み会がある週について、プランを練ってみましょう。

僕の基礎代謝はこの時点で約1500キロカロリーほど。筋トレを続けてきたおかげで、まだ軽肥満の状態ですが、やや高めです。取材などで動き回る身体活動量をあわせて、大体毎日の消費エネルギーが2500キロカロリーくらいでしょうか。つまり、食事による摂取エネルギーが1600キロカロリー以下であれば、ダイエットは成功すると予測できます。