男女ともに理想のパートナー像はハイスペック化

人柄や経済力、容姿……。人が結婚相手に求めるものはさまざまで、それらは時代とともに変化することもあります。実際、国立社会保障・人口問題研究所「出生動向基本調査」の過去5回(1992~2015年)を比較すると、興味深い変化が見て取れます。男女とも、結婚相手に求める条件がハイスペック化しているのです(図①)。

男性が結婚相手に求める条件のうち、増加率が最も高かったのは、「経済力」でした。女性に「家事・育児の能力」を求める男性は減りそうですが、これも増えています。また、「容姿」も増加傾向にある。つまり、より完璧な女性を求める傾向が強まっています。