なぜか新大久保に大量のマスクが…

新型コロナウイルスの影響で、マスクの需要は爆発的に高まった。全国の薬局で品薄状態が常態化し、入荷しても売り切れてしまうほど、安定供給には程遠い日々が続く。そんな状況を見かねてなのか、安倍晋三総理大臣は1世帯あたり2枚のマスクを配布することを決めた。そのマスクが未だ届いていない家庭も多く、厚生労働省のホームページによれば、東京以外の46道府県のマスクの配布状況について「準備中」となっている。そもそも2枚だけもらっても、心細い。一方で異業種であるシャープ、トヨタ、日清紡HD、ヘリオスTH、DMMなどが次々とマスクの生産に参入し、全国マスク工業会によると店舗への入荷も増えているという。

韓国コスメショップで天井近くまで大量に山積みされたマスク
筆者撮影
韓国コスメショップで天井近くまで大量に山積みされたマスク

そんな中、東京都新宿区の大久保通りには、マスクが売られている。それも大量にだ。一体どこからマスクを仕入れているのだろうか。筆者は東京のコリアタウン・新大久保に行き、マスクを売っている人たちに話を聞いてきた。