感性を研ぎ澄まし自分の頭で考える

<strong>柴田励司</strong>●1962年、東京都生まれ。上智大学文学部卒。在蘭日本大使館、京王プラザホテル人事部、コンサルティング会社社長などを経て、昨年より現職。
柴田励司●1962年、東京都生まれ。上智大学文学部卒。在蘭日本大使館、京王プラザホテル人事部、コンサルティング会社社長などを経て、昨年より現職。

今の30歳くらいまでの中堅社員は会社から細かい指示や教育を受けて育ったマニュアル世代であり、ゼロから自分で考えるクセがついていない。しかし、今後は過去のモデルは参考にはなるが、絶対的な武器にはならないし、自分の頭で考えていかなければ前に進まない時代である。

とくに部下や上司もいる中間管理職は、タテ、ヨコ、ナナメを見ながら、過去との整合性をとりつつうまく答えを探し出していく難しい立場にある。そこで新しいことを仕掛けていくには過去の組み替えが必要になるが、そのヒントはどこにもない。

大事なことは自分の目で見、耳で聞いて確認するクセをつけること、それから自分の感性を研ぎ澄ますことを意識して行動することだ。それには好きな映画や舞台を見る、音楽を聴く、絵画を鑑賞するなど芸術に触れるのがよい。何でもいい、無理をせずその時々の自分に一番フィットするものを見つけて楽しむことだ。