「人材観察力」を磨き優秀な部下を育てよ
守島基博●組織行動論・労使関係論・人的資源管理論でPh.D.を取得。1997年から独立行政法人労働政策研究・研修機構特別研究員も務めている。
今年、人材マネジメントにおいて最大のテーマとなるのは「少数精鋭」でしょう。前回の不況期には、人件費を削減するためのリストラが行われ、優秀な人材も辞めていったのに対し、この失速期には優秀な人材を確保しつつ、活躍できない人材にどう対処するかという「人材の選択と集中」が一層迫られているのです。同時に、女性、外国人、中途入社社員といった多様な人材を活用し、その中でも優秀な人材をさらに伸ばす「選抜型の育成」が求められるようになります。
現場リーダーであるミドルマネジメント層にも、同じことがいえます。つまり、多様性のあるチームを率い、その中から能力の高い部下を見極め、育成しなければなりません。
そのために、現場リーダーには何が求められるのか。キーワードとなるのは、「人材観察力」と「フォロワーシップ」です。
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