韓国のネトウヨ「クッポン」向けタレントたち
中国・韓国を批判して、日本の“保守層”から支持を得ている外国人はいつの世も尽きることなく現れる。エジプト人のフィフィ氏、アメリカ人のケント・ギルバート氏らが目立ってきたが、最近ではウクライナ人のナザレンコ・アンドリー氏、韓国人ユーチューバーのWWUK氏など新たな“スター”も台頭してきている。彼らの言説はしばしばヘイトに転用され、物議を醸すたびに焼け太っていく。ちなみに心理臨床では心を病む人に対し、傾聴、共感、支持、助言といった技法で、カタルシス(精神の浄化)などをもたらすことにより回復を促す「支持的精神療法」というものがある。それに例えると、外国人による「隣国攻撃療法」はネトウヨを増長させ、かえって国民に「認知の歪み」という副作用をもたらす。
韓国でも日本と同じく、“クッポン”(自国礼讃的、またはそうした個人を指す言葉)向け外国人タレントが百花繚乱状態だ。
代表的なのは韓国の外タレ界で有名なオーストラリア人タレントのサム・ハミントンである。韓国人の妻を持つサム・ハミントンは、ツイッターでこのように呟いた。
「竹島後援事業にカシオやソニーが入っている…こんなクソ野郎ども…俺はもう時計を使えないし娯楽もできない!! 本当に好きな会社だったのに…あんまりだ。独島が日本の領土なら日本は韓国の領土だ! これ以上ふざけるな! 独島なんだよ!」(※原文の韓国語を筆者が訳。部分的に意訳あり)