どのように過ごしていても、人生には必ず悩みや転機が訪れる。そのたびに悩んでいれば、人生は悩みの連続になってしまう。米スタンフォード大学で生まれた「人生デザイン講座」では、悩まずに決断を下すコツを教えている。いまや世界中のエリートが取り組むプログラムの要とは——。
身動きがとれなくなってしまう人々には特徴がある
「なんの悩みもなさそう」
「あとは老後の心配だけだな」
「ホントに“就活強者”って感じだよね!」
なんて言われているからこそ、ほかの人には言えない大きな悩みを抱えている人は多くいます。言語化するのは難しいモヤモヤをつねに抱えている感じがする、順風満帆だったはずの人生に、急に疑問が湧いてくる……。
そういう行きづまりこそが、本当に難しい人生の局面なのです。そこで下した選択はまさに「自分次第」で「自己責任」。でも実はそんな状況に追い込まれる人々からは、ある共通した考え方の特徴を見つけられることをご存じでしょうか。