自分自身の人生への投資家になろう

藤野英人『投資家みたいに生きろ 将来の不安を打ち破る人生戦略』(ダイヤモンド社)

「動くリスク」がある一方、「何もしないリスク」が見えるかどうか。先ほどの質問では、「サラリーマンとして働きながら、いつでも動けるように準備しておく」という中間に答えがあります。リスクがゼロになるのを待つのではなく、リスクを下げる努力をしつつ、よきタイミングで挑戦をする。そういう賢い投資家的マインドを、『投資家みたいに生きろ』という本を通じて手にしていただきたいのです。

投資家のように考えることができれば、リスクをコントロールして日々の行動を決めることができますし、自分の市場価値を念頭に置いて生きることができます。

負のエネルギーに絡めとられずに、いきいきと働き、人生を楽しく生きていくには、自分の人生に「投資」の考え方を取り入れることです。あなた自身が、自分の人生の投資家になる方法をお伝えしていくのが、『投資家みたいに生きろ』という本の狙いなのです。

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