眞子さんと圭さんには、次の段階へ進んでほしい

娘の結婚問題に端を発し、紀子さんの職員への厳しい接し方や、母と娘たちとの確執、兄である皇太子(当時)と秋篠宮との行き違いなど、あることないことを書かれた秋篠宮家こそ被害者であるはずだ。

ここまでこじれた問題を早く解決して、眞子さんと圭さんには、次の段階へ進んでほしいものだ。

紀子さんに提案がある。眞子さんを連れてニューヨークへ行ったらどうだろうか。ハドソン川畔のレストランで、圭さんにこういったらいい。

「現実から逃げてばかりいないで、私と娘にきちんと向き合って、将来どうしようと思っているのか、眞子と本当に結婚しようと思っているのか、はっきり聞かせなさい」

その返答次第で、あなたの気持ちを決めればいい。娘もそれなら納得するのではないか。

いずれにしても「永すぎた春」はそろそろ終わりにしたほうがいい。(文中一部敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『編集者の教室』(徳間書店)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)などがある。
(写真=時事通信フォト)
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