「父とは一切話をしません」とかたくなになっている
その関係者はさらに、秋篠宮家の教育方針は「子どもの意思を尊重する」というもので、眞子さんの結婚についてもその方針は変わっていないはずだったという。
しかし、美智子さまから「小室家に借金問題を迅速に解決させるべきだ」という度々の苦言があり、秋の誕生会見では「納采の儀は行えない」と半ばやむなく厳しい発言をした。
それが眞子さんとの関係に亀裂を生じることになってしまって、彼女は「父とは(小室さんの件は)一切話をしません」とかたくなになり、秋篠宮も自分を責めていたというのである。
妻と娘は、小室圭という男に対する考え方が真っ向からぶつかり、一つ屋根の下に暮らしていても、言葉を交わすこともないそうだ。
父親には、できることなら娘の希望をかなえてやりたいという思いがある。娘もそれを理解はしているが、父親をこれ以上窮地に追い込みたくないと考え、「父親には話さない」という選択をしたのだろうか。
小室圭にも無責任と非難されて致し方ない面はある
会見後ネットでは、「子を持つ親としての責任を放棄したのか」「まるでひとごとではないか」という秋篠宮夫妻への批判的な声が上がっているという。子を持つ親の悩みや苦しみがまったく理解できない連中なのであろう。
ここまで読んできた読者の中には、芥川龍之介の有名な言葉、「人生の悲劇の第一幕は、親子となったことに始まっている」を思い浮かべた人もいるのではないだろうか。
ここからは、秋篠宮家を“家庭崩壊”にまで追い込んだ「元凶」は誰なのかを考えてみたい。
多くの人は、小室圭だというに違いない。たしかに、母親の金銭問題をそのままにして、弁護士の資格を取るとニューヨークへ行ったまま、眞子さんとも、両親とも、この問題について話し合うことをしない小室圭は、無責任だと非難されても致し方ない面はある。
いくら勉学が忙しいとはいっても、ニューヨークと東京なら2泊3日で往復できる。結婚しようという女性とその家族が窮地に陥っている時、それぐらいの時間とカネを割いて会いに来ないのでは、男として情けないといわざるを得ない。