前回、会計監査の厳格化で経理担当者の負担が増していると述べたが、もう1つ、企業負担を重くしているものがある。それは内部統制だ。

内部統制とは、不祥事や粉飾決算などを防ぐことを目的に、業務の有効性や効率性、財務報告の信頼性を高めたり、資産の保全などの目的を果たすためのプロセスをマニュアル化することである。簡単にいえば、個人の裁量に任せるのではなく、誰でも同じように業務が遂行できるように整備する、ということだ。

柴山流リーダーチェック法

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余談だが、企業が内部統制の関係書類を作成するためにコンサルティングを行う業態が生まれ、一部では特需の発生により・内部統制バブル”といった様相を呈している。

(高橋晴美=構成 ライヴ・アート=図版作成 )