残業なしに成果を上げる。「働き方改革」の時代は、現場がますます多忙化する時代である。ここは思い切って「捨てる」「任せる」時間管理が必要だろう。達人のノウハウを紹介しよう。

「習慣を見直す」「部下に任せる」ことの重要性

残業をなくし、定時に帰る。しかし業務量はかつてと変わらないから、生産性を引き上げなければ現場は多忙に押しつぶされる。これが「働き方改革」時代の実情だ。各種の「時短」ノウハウを取り入れる企業が増えているが、個人レベルでもスケジュール管理の抜本的な見直しが必要だろう。各界の第一人者からエッセンスを学びたい。

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まず、湾岸戦争の英雄であり、黒人として初めて米軍制服組のトップに就いたコリン・パウエル元米軍統合参謀本部議長(元国務長官)が語るのは、「習慣を見直す」「部下に任せる」ことの重要性だ。そこから具体論に移って、専門家と実践家のノウハウを聞く。