「モラルなき退廃した社会」など真っ平御免だ
東京社説は最後にこう指摘している。
「各種世論調査で森友・加計問題の真相究明を望む声は大多数を占めるが、そうした国民の思いになぜ背を向け続けるのか。強大な国政調査権を死蔵させ、解明を妨げる自民党の姿勢は国会の権威をおとしめるものだ」
「国民の財産である国有地を九割引きで売り払っても、公文書を改ざんしたり国会で虚偽答弁をしても、ほとんど咎を受けない。これではモラルなき退廃した社会に陥りかねない」
「政権を握る自民党にその危機感がないことこそが危機である」
その通りだ。「モラルなき退廃した社会」など真っ平御免である。
(写真=時事通信フォト)