日本の有給休暇消化率は、世界最低レベル
「月末の金曜日は午後3時に退社して余暇を楽しもう」と経済産業省と経団連、業界団体が旗振り役になって2月24日からスタートしたプレミアムフライデー。政府の働き方改革と可処分時間の増加による個人消費の喚起、一石二鳥の呼び水にと期待されたが、現状は完全に企画倒れの感である。
初回の2月24日にプレミアムフライデーを実施した企業・団体の割合は日本全体のわずか0.1%にすぎなかったそうだ。もちろん様子見の企業もあっただろうが、だからといって新年度やGWを控えた3月、4月の最終金曜日にプレミアムフライデーを実施する企業が増えたとは思えない。月末の金曜日という一番忙しいタイミングに早上がりを推奨するのもセンスがない話だが、そもそも国がかけ声をかけてやるべきことなのかと私は思う。
日本人は「休暇」に対する意識が非常に低い。遅れている、と言ってもいい。たとえば日本の年次有給休暇の平均日数は2週間程度。20~30日の有給休暇が認められているヨーロッパと比べれば決して恵まれているとは言えないのだから、もらった休暇ぐらいしっかり取ればいいのに、日本の有給休暇の消化率は世界最低レベルなのだ。
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