仕事を進めるうえで最も大切なのは、取引先や顧客、あるいは上司や部下、同僚との信頼関係を築くことだ。信頼をつくり上げるもの、そしてそれを壊すものは何なのか……それぞれの道で認められた「仕事の神様」に聞いた。

ガー・レイノルズ氏は、「日本人はプレゼン下手といわれるが、それは思い込みにすぎない」という。人から信頼されるプレゼンの極意とは。

ストーリーを残し、スペック情報は削る

関西外国語大学教授 ガー・レイノルズ氏

日本のビジネスパーソンの多くは、プレゼンのときにオーディエンスに顔を向けることなく、うつむいてボソボソと資料に書かれた内容を説明します。こうしたプレゼンはいかにも自信がなさそうに見え、提案内容にも信頼を置けなくなります。