数字に強い専門職のエース社員が今回、特別に社外秘の資料公開してくれた。ほかでは絶対に見られない保存版だ。

誰にでもわかるチャートを目指す

ローソンでは毎週約100種類の商品が新たにお目見えし、その中の数%しか定番として残らないという。そのすべてではないが、主力となる商品の開発に当たり、顧客の心をとらえる商品となるようにデータで裏付けするのが、小林敏郎氏をはじめとする営業戦略部の分析担当者だ。

営業戦略本部 営業戦略部 マネジャー 小林敏郎氏●営業戦略部では約15人が商品市場の調査や分析を担当。主力商品の新規開発やリニューアルのとき、方向性やコンセプトの裏付けとなる資料をつくる。

取り扱うデータは、傘下の各店から上がってくる顧客の購買行動を把握できる共通ポイント「Ponta」のデータだけではない。外部の調査会社のデータも組み合わせる。