内容は同じでも、「通る資料」と「突き返される資料」。その差は、「デザイン」にあった。フォント、行間、余白……ひと手間加えるだけで、相手の反応が大きく変わるだけでなく、資料作成の時間も短縮できるという。

重要なことが書かれていて、文章も完璧。にもかかわらず、なぜか内容が頭に入ってこないビジネス資料に遭遇したことはないだろうか。その原因を考えていくと、レイアウトが煩雑だったり、強調する個所が不自然だったり、“見た目”に問題のあることが少なくない。

「情報を伝えるにあたってデザインは重要」と語るのは、『伝わるデザインの基本』の著者・高橋佑磨さんだ。