最近、中身のない、わかりにくいパワポ資料が増えている。自分の主張を簡潔、的確に提示する資料の作り方とはどのようなものか? 孫正義秘伝のワザを愛弟子、ジャパン・フラッグシップ・プロジェクト 三木雄信代表取締役社長が開陳する。

ベンチャー企業の既存顧客を対象に貸会議室の利用を促すというプレジデント・オフィス・サービスの新規プロジェクトは、いよいよ顧客に提案する段階を迎えた。その際に活躍するのが「提案書」だ。現在、プレゼンテーションの場では、パワーポイントで作成したスライドを資料として使うスタイルが一般的になっている。

企画書のパート(http://president.jp/articles/-/16556)で紹介したように「ワンシート・ワンメッセージ」という資料作りの基本ルールがある。強調したい情報だけに絞り込み、一目瞭然で相手に伝わるようにするためだ。そして、プレゼンで顧客の心を掴むために、ぜひ身につけておきたいテクニックが“数字”の見せ方だ。

競泳のタイムや選挙の得票数のように、数値データは公明正大で、白黒をはっきりつけてくれる。それゆえ数値データをうまく使うと、説得力が増す。ただし、使える数値データでも、数字をそのまま並べただけでは力を発揮しない。ところが、数字を棒グラフ、円グラフといったぐあいに図形に置き換えると、すんなりと頭に入ってくれる。実はこれには根拠がある。