スルガコーポレーションは暴力団との癒着で破綻

新規に契約を交わした相手が、暴力団の構成員が資金獲得のために経営する会社、いわゆる“企業舎弟”だとわかったら……。彼らは反社会的勢力であり、コンプライアンス上からもただちに契約を破棄すべきである。企業舎弟の場合だけでなく、取引先が契約後に不祥事を起こし、経営トップが逮捕された場合なども同様だ。

だが、契約を破棄すれば恐喝的な行動に出られる恐れや、債務不履行(民法415条)により損害賠償請求を起こされる可能性も考えられる。けれども、それを恐れて契約を続行してしまうと、今度は社会的信用を失墜するリスクが発生してしまう。

いずれのケースも、ポイントは契約の結び方にある。契約の段階で十分な与信管理や周辺調査に努め、危なければ契約をしないのはもちろん、契約後にネガティブな情報を把握した場合はノーペナルティで解約できるよう契約書に盛り込んでおくべきだ。