賢い親は「クソガキ」をこういなす
(1)この時期、子どもとまともに関わっていたら親はやっていけないと納得しよう
四つに組もうとすればするほどすれ違うので、適当にいなす方が相手が早く大人になってくれるから結果、楽である。
壁に穴が開いたら「開通記念日」ということで赤飯を炊くくらいで丁度いい。「なぜ、そんな(無駄な)ことをしたのか?」と聞くだけ無駄である。答えは「そこに壁があったから」で、それ以上でも、それ以下でもない。
被害者側経験者として語るならば、最近の住宅建材は薄いのだ。若者の力ならば、かなり手加減していても「ガン・ゴン・バタン」は避けられない。
私たち親世代は「アニバーサリー好き」なのだから、それを逆手に取って、何でも「記念日」にして、お祝いするくらいが敵の戦闘能力を削ぐのにうってつけであろう。
(2)中2前後は「全員、病気」との認識を持とう
この年頃の親は学校からのプリントやらテスト返却用紙などは目にすることができない。わが子が「山羊」になる確率が高いからだ。「親に渡すくらいなら食べてしまえ!」と思っているかのように、証拠隠滅をはかるだろう。
内申が絡んでくると親は気が気ではなくなるが、野郎は特にそうで、自発的にとしか思えないほど「内申からは遠い位置」にいる。
「そんな紙切れひとつで点数がどうのこうのするようなくだらない制度で俺の人生、決められてたまるか!」みたいな思考に覆われ出すのだ。
人生の損得勘定が働かないので、親は本気で焦るであろうが、この時期を通過して本人が「痛い目」に合わない限りは治らない。