世界一の投資家・バフェットの最新のメッセージ「株主への手紙」。そこにはなんとどんな投資ビギナーでも儲かる法則が記されていた! その成功の極意を見ていこう。

ど素人でも大丈夫!最新バフェット投資

「オマハの賢人」ウォーレン・バフェット氏。彼の発言や行動は、常に世界の人々から注目を集め、彼に関する書籍は、海外はもちろん、日本でも相当数にのぼる。しかし、彼が毎年多大なエネルギーを費やして執筆しているといわれるのが「株主への手紙」(Warren Buffett's Letters to Berkshire Shareholders)である。

投資家 ウォーレン・バフェット氏

これは、彼が会長兼CEOを務める投資持ち株会社バークシャー・ハサウェイ(以下「バークシャー」)の「株主通信」として発行される年次報告書だが、単なる決算報告にとどまらず、彼の投資哲学、米国や世界経済、人生哲学に至るまで幅広い内容を含んでいる。

現在は、一般の人々もバークシャーのホームページから1977年以降のものを原文(英文)で閲覧できるため、毎年注目している投資家も多いだろう(http://www.berkshirehathaway.com/letters/letters.html)。

そんなバフェット研究のバイブルとも呼ばれる「株主への手紙」の最新版が、2014年3月に公開された。そこではバフェット氏は、典型的な投資家に将来の有望株を予測するスキルなど必要ないと語る。もし彼が投資に関してまったくの素人だったらどうするのか?

「株主への手紙」から投資ビギナーが学ぶべきバフェット流投資の極意を探ってみよう。