※推薦本は、2012年6月4日号~2013年7月15日号までのプレジデント誌連載「経営者の一冊」で推薦してもらったものをまとめた。肩書は当時のまま掲載。
アパグループ●元谷外志雄代表推薦
『マオ』(上・下)
ユン・チアン他著/講談社
十数年にわたり中国国民を支配した独裁者、毛沢東を徹底的に調べたノンフィクション。関係者100人以上に取材し、中国の社会情勢とともに描かれた中国を知るために必読の書。
ソウ・エクスペリエンス●西村琢社長推薦
『極北に駆ける』
植村直己著/文春文庫
世界初となる五大陸最高峰登頂に成功した冒険家が、地球最北の村シオラパルクで1年間の極地トレーニングから北極圏3000キロの単独犬ぞりの旅を達成するまでを描いた体験記。
ゲッティイメージズジャパン●島本久美子社長推薦
『星の巡礼』
パウロ・コエーリョ著/角川文庫
実在するキリスト教神秘主義の秘密結社RAM教団での体験を基にしたスペイン・サンチャゴ巡礼の旅。巡礼の旅で様々な試練を乗り越え、人生の指標を見出す自伝的小説。
トーセイ●山口誠一郎社長推薦
『「中国古典」の教え』
守屋洋著/フォレスト出版
「人間を磨く」「人と交わる」など6項目から人間関係における心得を提言。中国古典からキーワード、原文、現代語訳、解説の4段階でまとめる。
キヤノンマーケティングジャパン●村瀬治男会長推薦
『逝きし世の面影』
渡辺京二著/平凡社ライブラリー
幕末から明治初期に日本を訪れた外国人が日本を賞賛している文章を基にまとめている。賞賛の文面から、実は日本が失ってしまった素晴らしいものとは何かを考える一冊。
京セラコミュニケーションシステム●佐々木節夫社長推薦
『落日燃ゆ』
城山三郎著/新潮文庫
A級戦犯として絞首刑となった元総理大臣、広田弘毅の生涯を描いた小説。戦争防止に努めながらも裁判では判決を受け入れた生き様からはトップに立つものの覚悟が伝わる。