休職期間を2カ月に区切る精神科医の算術
「気分が落ち込んで、会社に行けなくなってしまいました。休職したいので、診断書を出してください」
最近、初診のときからこのように要望される患者さんが多くなりました。精神科の医師としては、「こういう症状があって辛いので、何とかしてほしい」という依頼を受け、まず診察・治療を行うのが通常のステップだと私は考えています。それだけに、すぐに診断書を欲しがる患者さんとの意識のギャップに、戸惑いを隠せません。
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