犯罪と遺伝子の関係

安藤:ただ、年を取れば自分自身がそっち側になるぞ、といつか気づく。多くは、それをやったら自分が殺される側に回ると察知して、そういう人も救われる社会のほうが全体としてハッピーだ、とイメージするようになります。それをイメージする想像力の問題です。想像力にも遺伝的個体差があるから難しいですが、少なくとも差別を正当化することは理論的にはできない。

河田:遺伝的変異の中でサイコパスや犯罪をしやすい人、協調性が低い人は絶対に現れます。それを「多様性として認めましょう」に含めるのかというと、そうはならないのではないでしょうか。

安藤:優生的にそういった人を排除しても、確率的に必ずまた出てきますね。