中谷先生を一言で表すなら「包容力のあるジェントルマン」。世界的な公衆衛生の専門家であり内外の研究機関・行政機関で長年活躍された経験をお持ちの先生ですが、話してみるととても気さくでフレンドリー。知識や経験が豊富でありながら、ひけらかすことなく誰に対しても分け隔てなく接します。先生は私がCOOを拝命していたグローバルヘルス技術振興基金の会長・代表理事職も務められ、在職当時はよく仕事や人生の相談に乗っていただいたものです。

Fast Fitness Japan 社長 山部清明×医師、医学博士 中谷比呂樹
港区・六本木のグローバルヘルス技術振興基金にて。

先生は理事会準備などのために基金のオフィスにいらっしゃる際、いつも東京・大泉学園の「おだふじ」をはじめとした行きつけの洋菓子店でケーキを買ってきてくれました。おなかを満たし、糖分を補給したあとは議論も活発になります。先生は、とことん「気配りの人」なのです。

仕事の相談をしたときにかけていただいた、「困ったときこそ正直に、フェアに対応することが大切だ」という言葉が印象に残っています。先生の生き方そのものだと思いました。私が基金を離れ、「エニタイムフィットネス」を日本で運営する現在の会社に転職する際も、私の人生を想って「新天地での活躍を期待しています」と背中を押してくれました。

(構成=本誌編集部 撮影=宇佐美雅浩)

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