期待値のすり合わせを意図的に行う
私が新しい環境やパートナーと仕事をする時は、期待値やアウトプットのすり合わせを意図的にたくさん行います。
このすり合わせでは、最終締め切りから逆算して、間に合わせるための次の行動を確認します。
具体的にすり合わせる内容は、次のイメージです。
何を(What):タスクの内容をまず確認します。
誰が(Who):担当者を振り分けます。
どれぐらい(How much):このすり合わせが特に重要です。
完成度をここですり合わせますが、「自分の実力」と「相手との間柄」によって変わる部分が大きいです。自信がない場合は「20%」、ベテランの先輩と進める場合は「80%」などのイメージです。
いつまでに(When):どれぐらいをすり合わせた後に、ここを決めます。例えば、「明日までに20%」「期日3日前までに80%」などのイメージです。
目的(Object):時間軸が長くなるほど目的は見失いやすくなるので、プロジェクトの規模が大きい場合は「そもそもの目的とは」をすり合わせることも重要です。
わかりきっている業務もあえてすり合わせを行い、簡単に「了解」をしないように気をつけています。
阿吽の呼吸で仕事ができるならまだしも、特に新しい関係性の中では「具体的に何をいつまでにするか」を明確にし、認識をすり合わせることが重要です。
安易な「了解」を許容しない
新しいメンバーが入ってきた時、私は安易な「了解」を許容していません。必ず「具体的に何をしましょうか」と問いかけるようにします。
共通言語・共通認識が少ない状態では、具体的に会話することで認識の齟齬をなくすことができるからです。認識の齟齬がなくなれば、当然手戻りが少なくなります。
仕事におけるボールの投げ合い(タスク分配)には、必ず品質と納期が存在しています。つまり、「期限内に想像通りのものが返ってきたら何も問題がない」ということです。
加えて、適切に仕事が行われていれば、密なコミュニケーションは必要ではありません。コトがうまく進むのであれば、本当は雑にコミュニケーションしたいものなんです。
しかし、まだ信頼関係が築けていない相手や、業務レベルに不安のある相手に仕事を振る時は、不安がともないます。その不安の正体は、「期限内に想定したレベルのアウトプットが出てくるかどうか」というものです。
基本的に仕事の責任は仕事をお願いする側にあります。仕事をお願いする側は、適切に業務を遂行してくれるかどうか、細かくすり合わせたいものなのです。
なのに、「了解しました!」だけが返ってくると、不安で仕方ありません。依頼する側の立場を経験すると良くわかることではありますが、仕事をもらう立場にある場合の人は特に意識してみてください。

