「自分はこのままでいいのだろうか」。忙しい毎日のふとした瞬間に、眠っていた自分の感情や本音が浮かび上がることがある。作家の本田健さんは「『我慢』が生き方になっていて、自分の本当の願いを見ないようにしてきた人は『満たされない気持ち』を抱えることが多い」という――。

※本稿は、本田健『自分に聞いてみよう 人生を選び直す49の質問』(きずな出版)の一部を再編集したものです。

赤信号
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ふと立ち止まった時、心に浮かぶ思い

日々の生活の中で、ふと立ち止まる瞬間があります。

信号待ちのとき。

一人でお茶を飲んでいるとき。

夜、布団に入る前のひととき。

休日の朝、誰にも邪魔されない時間。

そんなとき、あなたの心の中には、どんな思いが浮かんできますか。それは、忙しく動いているときには、隠れている思いです。仕事や家のこと、目の前の用事に意識が向いているあいだは、その思いは姿を見せません。

「このままで、いいのかな」と感じる

でも、ふっと意識が空あいた瞬間に、するりと浮かび上がってきます。

「このままで、いいのかな」と感じる人もいます。

「なんだか、疲れたな」という思いが湧わいてくることもあります。

「あの人、いま、どうしているだろう」と、誰かの顔を思い浮かべるときもあります。

「楽しみなことがない」と気づくこともあります。

あるいは、何も浮かんでこない、という日もあるかもしれません。

どんな思いも、責める必要はありません。ただ、その思いが、ふっと浮かんでくる瞬間に、ちゃんと立ち会ってあげましょう。仕事や家のこと、目の前の用事に意識が向いているあいだは、その思いは姿を見せません。