株式市場が暴落したとき、何の銘柄を買えばいいのか。株式アドバイザーの北浜流一郎さんは「人間が行動するには、明確な根拠が必要になる。いざ暴落が起きても投資家の心理は極端に弱気になり、『どの銘柄でもよい』と言われても実行できない。そこで私が長年実行してきたシンプルな投資法を紹介する」という――。
※本稿は、北浜流一郎『株・3点必中 リバウンド投資108手』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。
急落局面での狙い銘柄は決まっている
戦争、大災害、金融危機などによる株式市場の暴落は、しょっちゅうあってほしくはない。
しかし数年に一度は必ず起きる。
2020年代に入ってからだけでも、コロナショック、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとガザの紛争、トランプ大統領による関税ショック、そして今回のアメリカ・イスラエルとイランとの軍事衝突。
地政学リスクによる急落が増えている。
こうした局面では、市場全体がパニック状態となり、多くの銘柄が一斉に売られる。
このため結果だけ見れば、どの銘柄を買ってもその後の反発で利益になりやすい。
暴落の後には必ず反発が起きるからである。
しかし、実際の投資はそう簡単ではない。
いざ暴落が起きると投資家の心理は極端に弱気になり、「どの銘柄でもよい」と言われても実行できない。
人間が行動するには、明確な根拠が必要になるからだ。投資家としては、やはり安心して買える理由が欲しい。


