年齢・世帯年収別「ローン限界額」

以下の条件で、年齢・世帯年収別に試算してみましょう。

【シミュレーションの前提】
購入年齢:30歳・40歳・50歳
世帯年収(額面):400万円・500万円・700万円・800万円・1000万円
返済負担率:額面世帯年収の20%と25%
返済期間:30歳・40歳は35年、50歳は30年
返済方法:元利均等返済、ボーナス返済なし
金利:変動金利は年1.0%、金利上昇後は年2.0%、全期間固定金利は年3.14%
その他借り入れ:なし
頭金・購入時の諸費用:住宅ローン借入額には含まない
※実際に無理なく返せる金額は、生活費や教育費、保有資産などによって変わります。
【図表1】30歳・40歳で購入した場合(35年返済)
筆者作成

図表1を見ると、30歳と40歳はどちらも35年返済で試算しているため、同じ年収・金利なら借入額は同じです。ただし、30歳で借りれば完済予定は65歳、40歳なら75歳となります。月々の返済額が同じでも、老後に残る負担は異なります(後述)。また同じ返済額でも、金利が高いほど借入額は小さくなります。

まずは返済負担率20%で検討してみる

50歳では、返済期間を30年としているため、30歳・40歳と同じ年収でも借入額が少なくなります。

【図表2】50歳で購入した場合(30年返済)
筆者作成

購入価格を考える際は、図表2の上限いっぱいまで借りるのではなく、まずは下限(返済負担率20%)の金額から家計に当てはめてみてください。教育費がかかる時期や、収入が減る時期にも返し続けられるかを確認し、余裕がある場合のみ25%までの範囲内で検討すると良いでしょう。