糖質制限したい人におすすめの外食先

家での食事では、工夫して糖質を抑えられるけど、仕事がある日のランチは難しい。ごはんを残したり、麺類を食べる回数を減らしたりするほかに、無理なく実行できる対策はないか……。こう思っている人に、おすすめの食事場所を提案しよう。ファミリーレストランでランチを食べるのだ。

日本食を食べるアジア人男性
写真=iStock.com/Wengen Ling
※写真はイメージです

糖質制限のダイエットがクローズアップされたころから、ファミレスなどの飲食チェーンでは低糖質メニューを多く提供するようになってきた。そういった店で食事をすれば、何を食べればいいのかと、それほど悩まないで済む。メニューに糖質量が表示されている場合は、少なめのメニューを選べばいい。主食抜きでおかずだけを注文できる店もある。ランチの選択肢のひとつに加えておこう。

カフェやレストランでは、ランチメニューはコーヒーとセットになっていることがある。この場合、食べたあとで飲む派の人が断然多いのではないか。食後にコーヒーを飲むと、口の中がさっぱりして気持ちいいものだ。しかし、血糖値を上昇させたくないのなら、順番を変えたほうがいい。

「食前にコーヒーを飲む」がベスト

まずコーヒーを飲んで、それから料理の提供を待つようにしよう。血糖値の上昇を抑える効果があるのは、「クロロゲン酸」というポリフェノールの一種。コーヒー独得の苦みや渋みのもととなる成分だ。クロロゲン酸はとても強い抗酸化作用を持っている。抗酸化作用とは、活性酸素の働きを抑える作用のこと。

書影
工藤孝文『「血糖値にいいこと」、ぜんぶ集めました。』(青春出版社)

活性酸素は体にさまざまな悪影響を与え、インスリンの働きも弱めてしまう。そこで、食事の前にコーヒーを飲んで、クロロゲン酸をあらかじめ摂取。こうしておくと、食後にインスリンが分泌されたとき、じゃまをする活性酸素の働きが抑えられて、効き目が強くなるというわけだ。

ただし、コーヒーはブラックまたはミルクを入れただけで飲もう。砂糖をたっぷり入れると、その糖質によって血糖値が上がるので、クロロゲン酸の効果も小さくなってしまう。職場がコーヒーを自由に飲める環境なら、昼休み直前に1杯飲んで、それから昼食に出かけるという手もある。こうすれば、コーヒーがセットになっていない飲食店でも、クロロゲン酸を働かせることができる。

昼食に限らず、朝食の前にコーヒーを飲むのもいいだろう。しかし、夕食ではやめておくのが無難だ。コーヒーに含まれているカフェインは、覚醒効果が非常に強い。飲んでから20~30分後から働きはじめ、体内で半減するまでに48時間もかかる。このため、夕食でコーヒーを飲むと睡眠に悪影響が出てしまう。朝食と昼食だけの習慣にしておこう。

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