カツ丼を食べたいなら「豚カツ定食」に
好きな食べものと血糖値の検査結果を照らし合わせると、こんな傾向が見えるかもしれない。丼物が血糖値を上げやすい理由のひとつは、ごはんの量が多めだからだ。
見た目ではわかりづらいが、じつは相当な量で、だいたい茶碗1杯半ほどもある。野菜が少ないのもデメリットで、カツ丼や牛丼にはほぼタマネギしか使われていない。海鮮丼では体にいい脂肪は得られるものの、野菜はほぼゼロだ。天丼やかき揚げ丼にはいろいろな野菜がのるが、カロリーが高過ぎるという問題がある。血糖値のためには、丼物はできるだけ避けるのが得策だ。
おすすめは、丼物ではなく定食。カツ丼を豚カツ定食にすれば、大量のキャベツや味噌汁をいっしょに食べられる。どうしても丼物を食べたいときには、おひたしなどの小鉢をつけよう。
休日のランチでは、気軽にハンバーガーを食べたいと思うときもあるだろう。この場合、単品で済ますのはちょっと物足りない。サイドメニューで真っ先に頭に浮かぶのはフライドポテト。しかし、含まれている糖質量を知ると驚くのではないか。大手ハンバーガーチェーン店の栄養成分表で糖質量を見ると、定番のハンバーガーは28.7g。
これに対して、フライドポテトのMサイズは47.4g、Lサイズにいたっては59.7gとハンバーガーの2倍以上も多いのだ。セットにすると、絵に描いたような「糖質+糖質」メニュー。食後に血糖値が急上昇するのは避けられない。
ファストフードの一番危険なドリンクとは
ハンバーガーといっしょに食べるのは、フライドポテトではなくサラダにしておこう。これなら糖質はわずかしかなく、食物繊維も摂れる。フライドポテトのセットと比べて、血糖値の上昇をぐっと抑えられそうだ。
ファストフード店で食べるときには、ハンバーガーなどに加えて、サイドメニューとドリンクをつけることが多いだろう。こうした気軽な外食で、意外に見過ごされがちなのがドリンクに含まれている糖質だ。
なかでも最も要注意なのが、甘くてクリーミーなシェイク系のドリンク。Sサイズでさえ、40gを超える量の糖質が含まれている。これは角砂糖に換算すれば、10個以上もの糖質量だ。さらに、Mサイズなら70gを軽くオーバー。Lサイズをすべて飲むと、100g近くもの糖質を摂取することになる。
液体に含まれている糖質は、胃をあっという間に通過。腸ですみやかに吸収されて、血糖値を急激に上昇させる。ただでさえ、ファストフードは糖質が高めな食べものだ。せめてドリンクは、コーヒーや紅茶といった糖質が少ないものを選ぼう。

