「愛子さまが天皇になったらいい」

名古屋テレビ「メ~テレニュース」(8月3日放送)では、奉迎者の声を紹介していた。

「愛子さまがね、天皇になったらいいなと思います」(女性)
「僕は愛子さまが(天皇に)なってもいいと思いますけどね。本当の血を継いでるって感じで」(男性)
「(皇室典範のルールは)今の時代には合ってない気はしますけれども」(女性)

「次代への継承」という問題意識

敬宮殿下はまず、山田工作場こうさくばを訪れられた。天照大御神にお供えするお食物(大御饌おおみけ)の守護神であり、人々の産業の守り神ともされる豊受大御神とようけのおおみかみを祀る外宮げくうの神域の西側に隣接する。8万8088平方メートル(およそ東京ドーム1.7個分)という広大な敷地をもつ。

ここでは、おもに遷宮のためのご用材を工作する。身を清めて白い作業服を着た技師、宮大工たちが、心をこめて慎重に作業している。

神宮は全国の神社の中でも最も神聖かつ尊貴とされる。ご用材の加工作業についてさえ、清浄さが求められる。そのために、このような専属の施設を備えている。

敬宮殿下は、木材から必要な部分を切り出すために墨でしるしをつける「墨掛け」などについて説明を受けられた。その説明に対し、敬宮殿下は技術の継承に触れ、「次の方に引き継がれるんですか?」と質問されたという。

「次代への継承」という問題意識を、鮮明にもっておられることが伝わる。そうであれば、ご本人が構成メンバーの中核的なお一人であられる、皇室の継承について無関心でいらっしゃるはずがない。

2年前は「雨が止み屋根がまぶしく輝いた」

2日目の午前は、神宮参拝の通例にしたがって、外宮をお参りされた後、天照大御神が祀られる内宮ないくうに参拝された。

前回のご参拝の時に、不思議な現象があった。当日、それまで強く降っていた雨が止んだだけでなく、敬宮殿下が内宮の外玉垣西御門とのたまがきにしごもんを通って中重鳥居なかのえのとりいもくぐられると、前にある内玉垣うちたまがき南御門の萱葺かやぶきの屋根に急に強い陽光が差し始め、屋根がまぶしく輝いて見えた。

内宮が太陽の女神を祀る聖域だけに、タイミングの絶妙さも重なって、その光景を見た人たちに強い印象を与えた。

今回は、強い夏陽が照りつける猛暑となった。敬宮殿下はご参拝のため、純白の長袖のロングドレスという、暑い日には厳しい装い。しかし照りつける日差しの中でも、長い砂利道の参道をゆっくりと優美に歩まれつつ、参道脇にひかえる人たちに穏やかな笑顔で会釈されるお姿は、まさに皇女ならではの清らかな気品に溢れていた。