お盆や連休中、新幹線は帰省客や旅行客で大混雑する。車内トラブルを回避するためには、乗客全員がルールを理解しているかどうかがカギとなる。鉄道ジャーナリストの東香名子さんがJR東海の広報担当者に「正しいルール」を取材した――。
東海道新幹線の新幹線内
写真=iStock.com/Agnesstreet
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電車内の「迷惑行為」ワースト3は…

今年も新幹線が熱を帯びる「お盆」の季節がやってきた。JR東海が公表した7月23日時点のデータによると、東海道新幹線の8月7日から16日までの指定席予約数は前年と同水準の158万席。今年も多くの乗客で賑わう夏が予想される。

お盆などの大型連休のたびに、SNSやネットニュースでの火種となるのが、「乗車マナー」問題である。筆者が所長を務める調査サイト「鉄道トレンド総研」の調査によれば、電車内で「迷惑だな」と思うことのワースト3は、「大声での会話」「座席の座り方(詰めない・足を伸ばすなど)」「配慮のない咳やくしゃみ」となった。

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しかしSNSで散見される新幹線トラブルは、これにとどまらない。「混雑する自由席で、隣の席に荷物を置いてブロックする人がいる」「子どもに席を譲れと圧力をかけられた」「指定席を取れなかった人が自由席車両からあふれ、通路やデッキにすし詰めになっている」などの声もあがっている。

このような殺伐とした投稿を目にするたび、「実際のルールはどうなっているのか」と疑問を抱く人も多いはずだ。一体何が正しいのか。