見極めのボーダーラインは「26歳」だ
計算してみると、18+(40-18)×0.37=26.14となります。つまり、26歳までは結婚せずに交際をして、その中の最高得点の基準を設定し、それを超えた最初の相手が現れたら即決するという方法です。
実際の結婚行動を見てみると、多くの人がこれに近い行動をとっているのではないでしょうか。
また、秘書問題では、最後のN人まで面接して採用者がいなかった場合、採用者なしとなってしまいます。これは結婚問題では結婚できないということになります。
どうしても結婚したい場合には、⑦の条件を「N人目まで採用者がいなかった場合には、強制的にN人目を採用する」という前提にして、この問題を解けばよいことになります(これを強制採用条件といいます)。
その結果は、37%を少し緩めればよいという結果になります。結婚問題でも、「一生独身でも可」という制約条件はオリジナルの秘書問題に近く、「一生独身はなんとしても回避したい」という制約条件の場合は、強制採用条件に近くなります。
現実的にも、「独身回避」が重要な人は、26.14歳よりも早い時期から即採用ルールを適用しているのではないでしょうか。
(※1)Legkauskas, V., & Stankeviciene, D.(2009). Premarital sex and marital satisfaction of middle aged men and women: a study of married Lithuanian couples. Sex Roles, 60, 21-32.
(※2)Christian, B., & Griffiths, T.(2016). Algorithms to live by: The computer science of human decisions. Macmillan.(田沢恭子訳 アルゴリズム思考術:問題解決の最強ツール 2017 早川書房)


