結婚前の性的活動は、満足度を下げる
具体的には「配偶者との感情的な親密さを感じる」「私たちは対立や衝突をうまく処理できる」「私は配偶者のそばにいることを誇りに思う」「配偶者の長所は短所を上回っている」などの項目で、各項目は0〜2点、最大得点は32点です。
結婚満足度についての平均は、夫が19.90と妻が18.98で、これは有意な差はありませんでした。しかし、結婚前の性的パートナー数と結婚満足度には男女ともに有意な負の相関があり、パートナーが多かったほど、結婚に満足していないという傾向が見られました。
また、結婚前性交渉の有無と結婚満足度に関しては、有意に達さなかったものの、性交渉があったもののほうが、満足度は低くなりました。
さらに結婚前の同棲経験についても、ある場合のほうが満足度は低くなりました。さらに、女性は初性交年齢が低いほど結婚満足度が低い傾向にありました(r=0.348, p<.05)。
まとめてみると、結婚前の性的活動は、結婚後の結婚満足度の低下を予想する傾向があり、とくに男性でこの傾向は顕著でした。つまり、昔モテなかったほうが結婚後に幸せになるということです。
何人目につきあった人と結婚すればよいのか
私たちは人生の中で何人もの人と交際する(しない人もたくさんいると思いますが)わけですが、出会った人の中でもっとも条件(これはとりあえず、性格やルックス、経済的能力などの総合的評価と考えましょう)の良い人と結婚できればベストです。
しかし問題は、いま交際中の人と結婚してしまったとして、その後にもっと条件の良い人が出てくる可能性があることです。
だからといって、その人との結婚をやめたとしたら、それ以上の人は二度と出てこないかもしれません。この「結婚決定問題」は人生にとって大変重要な意思決定問題です。では、この問題に「最適解」はあるのでしょうか。
じつは、この問題をある程度単純化して、数学的に表すと「最適解」が得られることがあります。最適停止問題のひとつである「秘書問題」がこれと類似の問題なので、適用することができます。


