「赤穂工場?」三菱電機で起きた草の根活動

三菱電機では2021年に品質不正問題が発覚し、全社的な風土改革を進めていましたが、同社の赤穂工場では問題対応に追われ、改革は後手に回っていた状態でした。

そこで一人の社員が、工場長へ「変革のための枠組みをつくりたい」と直談判し、具体的なアイデアを提案したのです。それをきっかけに始まったのが「雑相ざっそうの会」(注2)。部門を超えて雑談することで、相互理解を促す取り組みでした。

そこから「顔見知り」のつながりが増えていった結果、新たに部門横断的にナレッジや課題を共有する「赤穂工場で学ぼう(旧赤穂学習塾)」という取り組みもスタートしました。雑談から業務内容も積極的に共有する文化が生まれたのです。