親の「運転技能」を同乗して確認する方法

他方で、リスクを察知してからブレーキやハンドル操作に移るまでの反応時間を年代別に分析した研究では、平均値は加齢とともに遅くなる傾向が見られます。

しかし同時に、世代間の数値の重なりも大きく、70代でも40代に相当するレベルで反応が速い人もいれば、40〜50代でも高齢世代並みに遅い人がいます。つまり、運転能力は年齢だけで決まるものではなく、個人差が大きいのです。

だからこそ重要なのが家族の目線です。高齢の親の運転に同乗し、図表2で紹介する評価表を使って実際の運転を客観的に見ていくことは、安全を守る第一歩になります。