株式市場を熱狂させる米企業6社

最近、世界の投資家が期待する成長企業の顔ぶれに変化が出ている。かつての「GAFAM」から「MANGOS(マンゴーズ)」へ、経済の牽引役はバトンタッチした。

GAFAMとは、グーグル、アマゾン、メタ(旧フェイスブック)、アップル、マイクロソフトだったが、MANGOSはメタ、アンソロピック、エヌビディア、グーグル、オープンAI、スペースXの頭文字をとったものだ。

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写真=iStock.com/hapabapa
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株式市場が活況を呈し、新たな成長神話が登場する。それにより株価は一段高くなる。こうした変化は、過去の相場展開の中でもよく見られた。また、株式市場で新しいトピックが誕生するのである。それに伴い、株式市場は熱狂し株価は急騰する。いつか来た道を辿ることになる。

このAIブームがずっと続くとは限らない

一方、その熱狂は永久には続かない。いずれかの段階で、高値警戒感から利益確定の売りが出始める。そうなると、相場の不安定性は増すことになる。これまでのケースを振り返ると、高値圏で株価の変動性=ボラティリティーが上昇する環境は、大相場の終焉が調整局面に近づく兆候であることが多かった。

今すぐではないとしても、今回のAI相場も、いつかは終焉を迎えることが想定される。6月23日、これまで急騰してきた韓国株には売り注文が急増し、一時取引は停止になった。売り圧力は、その後の日米などの株式市場に伝播した。いずれの市場でも、株価の上昇を信じて資金を投じた投資家が、主要半導体メーカーなどの株を慌てて手放した。

今秋には、アンソロピックとオープンAIの新規株式公開を控える。主要中央銀行が金融引き締めを重視し始めた中での大型IPOに向け、主要投資家は利益確定の売りを増やす可能性がある。

大切なお金を守るため、株式投資に関するリスクをもう一度、慎重に考えてみる必要があるだろう。