31年ぶりの政策金利1%――。そんな見出しが躍っている。為替やローン、そしてあなたの資産はどうなるのか? ニュースの正しい読み解き方を、ベテランFPと運用のプロに聞いた。
【Q4】マイホームは今買うべきか、それとも待つべきか?
金利に振り回されるより返済能力そのものが大事
【深野】「政策金利が31年ぶりの高水準」「住宅ローンの返済負担増加」というニュースを目にすると、「家を買うなら急がなければ」と焦る人がいる一方で、「金利の波が落ち着くまで、購入を待つべきか」と迷う人もいるでしょう。結論からいえば、金利の波に惑わされてマイホームの購入を急いだり、あえて待ったりする必要はありません。最も大事なのは、自分のライフプランに合ったタイミングで買うことです。
住宅ローンを組む際に大事なことは、金利よりも、返済能力があるかどうかです。最近は50年ローンが話題になっていますが、50年返済でなければローンを組めないようなら、購入はやめたほうがいいでしょう。返済期間は最大35年、できれば65歳までに完済するのが理想です。70代まで返済を続ける前提で借りる人も多いのですが、決して健全な状態とはいえません。
では、いまから住宅ローンを組むとしたら「変動金利」と「固定金利」のどちらがいいか。金利上昇局面では固定金利を選んだほうが安心だと考える人も多いでしょう。しかし、それでも現時点では変動金利のほうが有利になる可能性が高いといえます。理由は大きく2つあります。
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(構成=向山 勇)


