「純メリット」1位の街は神奈川・小田原

【試算条件】
・変動1.2%、35年ローン
・戸建てランニングコスト月3万円(修繕費1.5万円+固定資産税1.5万円)
・物件価格は2025〜2026年の平均的な近隣相場
・純メリット=東京との物件価格差-30年間の追加通勤費
・新幹線定期代はJR公式FREX料金表(2025年4月改定)より、FREX定期は週5日・週2日問わず月額固定のため出社日数によらず試算値は同一
・通勤時間はJR東京駅への所要時間

【図表3】「新幹線通勤」でお得な街

本庄早稲田は数字上のメリットは最大ですが、日中停車する新幹線は1時間1本のため、早稲田大学系列校進学を視野に入れた教育重視世帯向けの選択肢と言えます。

8〜9位の軽井沢・長野は通勤費が物件の安さを上回り、ランキング下位。「遠いほど通勤費が物件メリットを食いつぶす」構造が数字に出ています。テレワーク週3〜4日以上が前提になる都市でしょう。

上位都市の共通点は、「東京まで50分以内」「新幹線定期代が月10万円以下」「物件価格が3500万円以下」。この3条件が揃うエリアが新幹線通勤移住の「旨みゾーン」です。

実際、東京を何時に出て何時に帰れる?

「新幹線通勤は不便では?」という疑問に、時刻表データでお答えします(図表4)。

【図表4】10都市の時刻表データ